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レーニア - 過去設定


※性暴力の描写があります。


元は良家のお坊っちゃま。

幼少期に父を亡くしており、生まれつき身体が弱い妹を守る為、剣術を習いながら育つ。

日の光を浴びることができない妹の部屋を毎日訪れては外の世界について話したり、密かに練習したマジックを見せて楽しませることが日課だった。とはいえレーニアも箱入り息子であり、外出時もメイドの付き添いがあり遠出はさせてもらえなかった。


12才の頃に母が再婚し、レーニアの剣術の先生が義父になる。

それまで優しく剣術を教えてくれていた先生だったが、母と再婚したのはレーニアに近づくことが目的だった。

義父は妹を盾にし、精神的に抵抗できない状態にした上でレーニアに性暴力を振るうようになる。

昼は家族やメイドの前で普通に剣術を教えている先生が、夜は豹変してレーニアをレイプし続けた。

レーニアは誰にも言うことができないまま妹の為と耐え続け、家族の前では明るく振る舞っていた。

そんなある日妹が行方不明になり、捜査の末死亡したこととされ、レーニアの心は壊れてしまう。


生きる屍のようになってしまったレーニアに変わらず性暴力を続ける義父。

その現場を偶然目撃し、事実を知った母は咄嗟に義父を花瓶で殴って殺してしまう。


妹を失い、義父からレイプされ、母は殺人者。母は可哀想な息子をどうにか救ってあげたかった。

怪物の森奥深くに、なんでも願いを叶えてくれるという魔女が住んでいるらしい。

単なる伝説か噂に違いないが、藁にもすがる思いで魔女を探しに行った。

怪物の森でモンスターに襲われ、ボロボロの状態の母の元に魔女が現れる。

「私の魂を差し上げますので、どうか息子から家族に関する記憶をなくしてやってください」

母は魔女に自らの魂を捧げ、レーニアの家族に関する記憶を封印してもらう。


この呪いの欠点は、一番大切な人の名前を聞くと全てを思い出してしまうことである。


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